ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが2023年3月3日、老衰のため死去されました。
88歳でした。
大江健三郎さんには子供が3人います。
そして、大江さんの次男・光(ひかり)さんには脳に障害があることを公表しておられます。
この記事では、
- 大江健三郎さんの嫁は誰?顔画像は?
- 大江健三郎さんの子供3人について
- 子供3人の現在は?
- 次男の脳の障害は生まれつきではない?
などについて、調査しました。
大江健三郎の嫁は誰で顔画像は?

大江健三郎さんは1960年2月18日、25歳のときに「ゆかりさん」と結婚しています。
結婚式は、東京・日比谷の日活国際会館であげました。

1994年10月14日、東京都世田谷区の自宅で

池内ゆかりさんのプロフィールをご紹介します。
- 生年月日:1935年2月18日
- 出身地:京都府京都市
- 父:伊丹万作(映画監督)
- 兄:伊丹十三
ゆかりさんは映画監督の伊丹十三さんの実の妹なのですね!
伊丹十三さんと大江健三郎さんの接点は、松山市の高校の同級生だったことです。
そして、大江さんが伊丹十三さんのところに行ったとき、ゆかりさんと出会います。
ゆかりさんが七輪でご飯を炊いているのを見て、伊丹十三さんが言っていた理想の女性(眉が濃くて間に産毛がある)という部分が一致し、
あ、この人と結婚する
と思ったのだそうです。
ゆかりさんは、大江健三郎さんの作品
- 「恢復する家族」
- 「自分の木の下で」
- 「ゆるやかな絆」
などの挿絵も担当されています。

大江健三郎の子供3人の職業を調査!

大江健三郎さんと嫁・ゆかりさんの間には子供が3人います。
- 長男:光(ひかり)さん
- 長女:菜摘子(なつみこ)さん
- 次男:桜麻(さくお)さん
それぞれの生年月日や職業について見ていきましょう。
長男・光さん

1963年6月13日生まれの光(ひかり)さん。
光さんは作曲家です。
脳に障害があり、知能の発達の遅れなどもあります(後ほど詳しく解説します)。
長女・菜摘子さん
1967年生まれの菜摘子(なつみこ)さん。
菜摘子さんは、桐朋女子中学・高校に進学し、上智大学を卒業されています。
一般人であることから、ほとんど情報がありませんでした。
現在の職業についてもわかっていません。
次男・桜麻さん
1969年生まれの桜麻(さくお)さん。
こちらは桜麻さんが25歳のときで、東京大学農学部の大学院に通っているときの画像です。

桜麻さんは、高校卒業して大学生になってから、毎日作業所まで通う兄・光さんを付き添って送っている、とこの動画では話しています。
兄を支える優しい方だったことがわかるエピソードですね。
また、こちらのフェイスブックの方も桜麻さんだと言われています。
桜麻さんは、東京大学農学部・大学院を卒業後、就職しました。
「三井化学アグロ株式会社」海外営業本部に勤務しています。
また、2人の子供の父親であると書かれています。
大江健三郎の息子・光の障害は生まれつきではない!?

大江健三郎さんの息子(長男)光さんは、光さんは生まれつき脳の一部が飛び出しており、脳の手術をしました。
手術の結果、命は取りとめましたが、知的障害が残ります。
生まれつき知的障害があったのか、手術による後遺症のための障害なのかははっきりとはわかりません。
1994年9月18日放送 NHKスペシャル「響きあう父と子」
光さんは、知能の発達の遅れと、視力と運動機能にも障害があるそうです。
また、13歳で初めて「てんかん」の発作が発症し、以後薬も飲んでいます。
養護学校卒業後は、世田谷区の作業所で働いていました。
幼少期は、あまり感情を表に出さない子でしたが、3歳のときに、ラジオで流れた鳥の声に強く反応。
大江健三郎さんが買い集めた鳥の声のレコードで、種類の違う鳥の声を正確に聞きわけることができたのだとか。
こうして光さんは音楽の道へと進み始めます。
- 11歳:本格的にピアノを習い始める
- 13歳:作曲を始め、作曲理論を加羽沢美濃さんに師事
- 1992年10月:CD「大江光の音楽」リリース
- 1994年9月:「大江光ふたたび」が日本ゴールドディスク大賞を受賞
- 1996年:伊丹十三監督の「静かな生活」で日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞
- 1998年:「新しい大江光」リリース
- 2005年:「もう一度 大江光」リリース
こちらは大江光さんの楽曲です。
自分の感情を出すことが得意ではないと言われる光さんが作った曲。
聴いていて心に染み入る素敵なメロディだと感じます。
2005年以降の活動は情報がありません。
今もご自宅で曲を作られて、ご家族と穏やかに暮らされていることでしょう。
大江健三郎の訃報
2023年3月13日、作家の大江健三郎さん(88)が、2023年3月3日未明に老衰のため死去したことが明らかになりました。
講談社の発表
「葬儀は家族葬にて執り行われました。ここに、謹んで哀悼の意を表し、お知らせ申し上げます。なお、ご遺族への取材等はお控えくださいますようお願い申し上げます。後日、お別れの会を開く予定です(期日未定)」と報告した。
引用:ORICON NEWS
まとめ
ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが2023年3月3日、老衰のため死去されました。
この記事では、大江健三郎さんの子供について調査してきました。
- 大江健三郎さんの嫁は池内ゆかりさん。
- 大江健三郎さんとゆかりさんの間には3人の子供がいます
- 長男:光(ひかり)さん・・・作曲家
- 長女:菜摘子(なつみこ)さん・・・職業不明
- 次男:桜麻(さくお)さん・・・「三井化学アグロ株式会社」海外営業本部に勤務
大江健三郎さんの息子(長男)光さんは、光さんは生まれつき脳の一部が飛び出しており、脳の手術をしました。
手術の結果、命は取りとめましたが、知的障害が残ります。
生まれつき知的障害があったのか、手術による後遺症のための障害なのかははっきりとはわかりません。
以上のことがわかりました。
大江健三郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。