家の燃費を科学する 棟晶株式会社

BLOGスタッフブログ

齊藤 克也

「未来への贈り物〜棟晶の新社屋とZEB〜」

これからの100年を見つめ
“ZEB”として生まれ変わる新社屋

長年親しんだ現社屋を離れ、今年の春に向け、私たちは新社屋への本社移転を予定しています。
おかげさまで従業員数も増え、今の社屋が手狭になってきたという現実的な理由もありますが、最大の目的は北海道そして全国に先駆け「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)」を手掛けたいと考えたからです。

「ZEB」とは、いうなれば「ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」をオフィスビルなどの大きな建造物にも適用する取り組みのこと。
新社屋では、私たちが北海道大学と共同で開発した新しい地中熱ヒートポンプを導入、棟晶ならではの高気密・高断熱そして高効率の換気システムや太陽光発電を組み合わせることで「北海道では難しい」と言われていた「ZEB」の基準をクリアする建物性能を実現します。
しかも私たちはそれをリフォームで達成する、というのが今回の目玉と言えると思います。

社会貢献と地球環境
どちらにも優しい未来のために

「Z E B」は文字通り、太陽光や地中熱などで、生活に必要なエネルギーを自ら生み出せるビルです。これまでも本州の大企業が手掛けた大規模な新築ビルでは実現例が少数あるようですが、私たちが目指すのは中小規模のビルをリフォームでZEB化することです。
古くなったビルを取り壊すのではなく、今ある姿を生かしつつCO2の排出量を抑え、環境に配慮した“ZEB”にリフォームすることができれば、地球環境にはもちろん、ビルの持ち主にとっても経済的なメリットがあります。
どんなに優れた技術でも、手の届かない価格では実効力は限られてしまいます。優れた技術だからこそ現実的な価格で実現することで、より多くの人にご提供でき、ひいては地球環境の維持に貢献できると私たちは考えます。

自分たちの手がけた新社屋で
ZEBを多くの人に体験してもらいたい

現在リフォームが進む新社屋は、前述の通り私たち自身でリフォームを手掛け、「ZEB」として生まれ変わります。
移転後、新社屋での営業スタート時には、実際にビルでかかった光熱費などの情報をオープンにし、「ZEB」の優位性を発信していきます。

またショールームでは料理教室などを行える設備を整え、多くの皆さんの憩いの場所としても活用していただけます。
そして災害時にはビルが生み出すエネルギーを地域の皆様にご提供。携帯電話の臨時充電ステーションとしてもご利用いただけるよう計画を立てています。

棟晶の新社屋は、自らモデルケースとなり、北海道に、そして日本に、全く新しい建築とエネルギーの姿を発信する最前線基地として、社会と地球環境に貢献していきます。

NEDOの主任研究員という重責を担って

NEDOとは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の略称です。公式サイトによると『「エネルギー・地球環境問題の解決」や「産業技術力の強化」実現に向けた技術開発の推進を通じて、経済産業行政の一翼を担う、国立研究開発法人です。』と記載されています。
太陽光などの新エネルギー開発やロボット・AIの研究などでご存知の方も多いかと思います。

そのNEDOにおいて私は主任研究員の指名を受けました。
これは地中熱ヒートポンプの研究開発に関わる実績を評価いただいたことによるものです。今後は5年間で12棟の実証実験を行うことになっています。

日本の「省エネ」に対する考え方を変えていきたい

私はこれまで海外、特にヨーロッパへ毎年のように足を運び、住宅の建築・設備に関する技術を学んできました。
その中で感じたのが日本国内と欧州との「省エネ」に関する考え方の違い。

我が国では「省エネ」というと暑さ寒さを我慢し渋々達成する目標というイメージが強いですが、欧州では今あるライフスタイルを変えることなく、快適に暮らしながら、その暮らしをさらに豊かにするものとして「省エネ」に取り組んでいるように感じます。

 我慢をするのは誰もが嫌ですよね?でも自分の暮らしがより豊かになり、それを子供たちの世代にも残せると思えば、より積極的に「省エネ」に取り組む人が増えていくのです。 
私はZEBをはじめ、日本の建物の環境を改善すること、そしてそれを誰もが手の届く価格で実現することが真の「省エネ」につながると思います。

新社屋はこれまでのお客様と
これからのお客様のために

私たち棟晶が今あるのは、これまで育てていただいたお客様があってのこと。
安心・安全な住まいをご提供したいという思いに共感いただき、地域の皆様に助けていただかなければ、新しい社屋など夢のまた夢だったかもしれません。

ZEBとなる新社屋は、今までお世話になった皆様への恩返しでもあるのです。
  
 前回も掲載した料理教室や災害時の拠点として活用いただけるだけでなく、建物自体を地球環境の保全に向けた研究対象として、その成果を地域の皆様に還元していきます。
そして新社屋で得たエネルギー活用のノウハウは、これから棟晶で家を建てたり、リフォームやリノベーションをご依頼いただいた皆様に積極的に提案し、より良い住まい環境をご提供する礎となることでしょう。
新社屋はこれまでのお客様と、これからのお客様への棟晶からの贈り物です。
ぜひお気軽にご来社ください。心よりお待ちしております。

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