コーディネーター浅利
銘木店にて和室造作材打合せ
一ヶ月前の話になりますが…めったにない経験をさせていただいたのでご紹介します。
今は和室を作るお家が減っています。
作ったとしても、洋風な和室が多く、昔ながらの和室を作ることはほとんどなくなりました。
今回、「木が大好き!」という奥様のN様邸では、本格的な和室にしたいということで、建具も製作、窓には障子も入れ、仏間も床の間も作り、杉の天井材を貼ります。
断熱等の関係で柱などを表しにはできませんが、真壁風に付け柱や長押もつけます。床柱や幕板もこだわりたいということで、白石にある銘木店さんで現物を見て打合せしました。日曜日で休業日だというのにわざわざ開けて下さったご担当者様。ご協力いただき感謝です!
銘木店さんの倉庫にはびっしりと様々な床柱や色んな木材が!初めて見せていただいたのですが、ビックリしました。
床柱と幕板は奥様こだわりの槐(えんじゅ)の木で、ご予算を抑えるため貼り物にする予定でしたが、やっぱり前こぶの床柱にしたい!とこちらに決定。
床板や前地板などはお色のバランスも考え、銘木店さんにお勧めいただき欅(けやき)のセットにしました。
さすが銘木店さん。事務所にはこんな応接セットが…!
屋久杉の一枚板だそうです。ばらすこともできないので事務所に入れるのも大変だったそうです。
本格的な和室を作るのは私も初めてで、色々と勉強させていただきました。
どんな和室に仕上がるのか、本当に楽しみです。
※ ブログ中の写真はお客様のご了承をいただいて掲載しております。