家の燃費を科学する 棟晶株式会社

BLOG棟晶スタッフブログ

コーディネーター浅利

尊敬する坂本先生のお話

先日、福岡の設計事務所 株式会社SiZE の代表でいらっしゃる坂本さんが、設計プランを手掛けて下さった中の島プロジェクトTYPE A・Bの2棟やT様邸の完成を見に来札されました。
2日目の午後、弊社の設計担当に講習をしていただけるようお願いしたと聞き、私も志願し参加させていただきました。

何度もお会いしていますが、いつも優しく穏やかで、決して偉ぶることなくいつも謙虚でいらっしゃり、こんな私なんかにも気さくにお話して下さるとても素敵な先生で、弊社社員は皆坂本先生のファンです。
一昨年の社員旅行で九州に行った際も、オーナー様のお家などたくさんの見学の場を作って下さり、とてもお世話になりました。
その時も弊社社長からのお願いで、私達に講義をしていただいたのですが、建築の仕事を志した頃の想いを振り返り涙する社員もいたほど、胸が熱くなるお話を聞かせて下さいました。

坂本先生のデザインする住宅は、そんな坂本先生のお人柄がにじみ出ているデザインだと感じます。
お施主様の想いに寄り添い、お施主様の生活を、これから訪れる近い将来を、そして少し遠い未来のことまでも考えつくされる姿勢が、デザインに表れ溢れている感じがします。

そんな坂本先生は、今回の講習のオファーにも「添削とか講習とかそんな大げさなことじゃなく、同じ住まいの設計をしている仲間として、色々お話しましょう!」というスタンスで、私達の気持ちをほぐして下さいました。

具体的な設計手法とかテクニックなどというよりは、プロとして何ができなければならないか、設計者としてどういうことが必要か、というようなお話を中心に、ご自身のご経験談を交えながら色々とお話して下さいました。

坂本先生のお話の冒頭、明治時代、外来語として「デザイン」という言葉が入ってきた時どう訳されたか?というお話がありました。
「デザイン」というと、美的な意匠性のことを思い浮かべがちですが、直訳は「設計」なのだそうです。色や形や素材というのはそのごく一部。
「設え(しつらえ)を計る」と書く通り、設計は場当たりではいけない、設計段階で設計者は頭の中で設えがわかっていなければならないと伝えて下さいました。
出来上がるものが全て見えていて、時間を逆戻りしているものだと。

そのお話がすごく納得できるデザインが、実は中の島プロジェクトにもあります。
工事終盤に現場を見に行った際、鳥肌が立った景色が住宅の中にありました。
「坂本先生にはこの景色が見えていたんだろうねぇ…」と他の社員に話していたのですが、デザインの全てに理由があって、完成が見えているのがプロだとおっしゃる坂本先生のお言葉がよく理解できます。
今回、3棟の完成を見に来られたのも、見えていたものとの答え合わせということです。

※ 坂本先生がデザインして下さった「中の島プロジェクト」をご覧になりたい方は、
こちらまで↓

坂本先生が私達に伝えて下さったこと、心に響くお言葉はまだまだたくさんありましたが、ここでは語りつくせません。
空間認識能力の低い私…、プロとしてそれではいけない!と改めて感じ、反省と課題をいただくことができました。
尊敬しお慕いする坂本先生のお話をじっくり聞かせていただくことができ、とても貴重で、そしてとても素敵な時間でした。
本当にありがとうございました!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリの記事

来社・来場予約 お問合せ資料請求 電話問合せ
PAGE
TOP