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家づくりガイド

先日の北海道住宅新聞で「エアコン暖房注目度増す」という記事がありました。最近はメーカーの開発も進んできて、ほとんどのメーカーで寒冷地エアコンを販売しているので「エアコンで家を温める」ということに対して認知度も高くなってきたように感じます。

弊社はずっと暖房用設備として寒冷地エアコンを標準採用していますが、よく聞かれるのが「電気代が高くなってきている今、なぜエアコンなの?」です。

こんな印象をお持ちの方も多いのだと思います。
・電気を熱源としている暖房用設備=高い
・エアコン=高い

電気ストーブ、パネルヒーター、オイルヒーター、ハロゲンヒーター、そして昔のエアコン。それらを使ったことがある方だと、電気代が高い!というイメージがあるのでしょう。

弊社が標準で寒冷地エアコンを採用している理由は「暖房代が安い」からです。
お客様のデータを見ると暖房代は、10月で1000円〜6000円、寒さがピークとなる1月は17000円〜25000円くらいの方が多いです。先日、二世帯のお客様の電気料金のデータをいただいたのですが、10月で4500円、1月で18000円程度を暖房として使っているようでした。

寒冷地エアコンの電気代の安さは、エネルギー消費効率(COP)に関係しております。
エネルギー消費効率(COP)とは、消費電力1kwあたりの、暖冷房能力を表したものです。燃費を表す単位で、家電製品を買う時などにも参考になりますので、この規格をぜひ覚えてほしいです。

例えばCOP1と表記されていたら、1のエネルギーで1しか働かないということになります。COP6と表記されていたら、1のエネルギーで6倍働くということで、電気代は6分の1という計算になります(単純計算ですが) つまりCOPの数が大きいほど、省エネ性能の優れた機器となり、電気代は安くすみます。

●暖房機器のCOP比較(目安)

1 昔の石炭やストーブ  COP:0.3~0.4 2 新型の石油ストーブ  COP:0.75~0.8 3 蓄熱暖房費  COP:1 4 電気パネルヒーター  COP:1 5 電気温水器  COP:1 6 ヒートポンプ式エコ給湯 COP:3~4 7 ヒートポンプ式エアコン暖房(寒冷地エアコン)  COP:4~6

1 昔の石炭やストーブ  COP:0.3~0.4
2 新型の石油ストーブ  COP:0.75~0.8
3 蓄熱暖房費  COP:1
4 電気パネルヒーター  COP:1
5 電気温水器  COP:1
6 ヒートポンプ式エコ給湯 COP:3~4
7 ヒートポンプ式エアコン暖房(寒冷地エアコン)  COP:4~6

電気代が値上がりしたら、寒冷地エアコンを使用している場合もちろん暖房代は高くなります。灯油やガスを熱源とする選択肢もありますが、寒冷地エアコンのCOPに勝るものが無いのが現状です。

ただ、エネルギーの事を考えるなら電気や灯油、ガスよりも、環境にやさしい熱源があります。木材です。木材をエネルギー源とする薪ストーブやペレットストーブは、エコな暖房として注目する方も多いです。そしてオフグリッドという言葉も、最近では聞くようになってきました。

そして何を熱源として暖房するかよりも、もっと大切なことがあります。まずは断熱や気密をしっかりし、温めた熱が逃げない家にすることが重要だと考えております。

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